新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ錠」とは

当クリニックでは「新型コロナウイルス感染症」の治療薬として、ゾコーバ錠を処方しています。

新型コロナウイルス感染症は、ウイルスによって引き起こされる疾患であり、主な症状として発熱や倦怠感、咳などの自覚症状があらわれることがあります。また、治療や療養が終わった後にも、後遺症(症状が長引く・新たにあらわれる)が出ることもあります。

新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、治療薬の服用によりウイルス量を早期に減らすことは“症状快復までの期間を短縮”・“重症化や死亡リスクを減少”させるうえで重要です。また、“後遺症発症のリスク低減”においても同様です。

ゾコーバ錠の特徴

2022年11月22日、国産初の「新型コロナウイルス感染症治療薬」として緊急承認されたお薬で、その後に通常承認を取得し、現在は一般的なお薬と同様の扱いとなっております。

ゾコーバ錠は、3CLプロテアーゼと呼ばれるウイルスの増殖に必要な酵素の働きを失わせることで、体の中でウイルスが増殖することを防ぎます。その結果、自然経過よりも早く、原因となるウイルスを減らすことができます。

一方で「解熱薬や鎮咳薬」などの対症療法薬では、発熱や咳などの症状を抑えることはできるものの、ウイルスを減らす効果はあります。

感染から消失までのウイルス量の変化(イメージ図)

服用の対象となる方

  • 12歳以上で新型コロナウイルス感染症の方

ゾコーバ錠を服用できない方

  • 過去にゾコーバ®錠に含まれる成分で過敏症のあった方
  • 以下に記載している【ゾコーバ®錠服用中は使用できない薬剤】に記載のある薬剤を服用されている方
  • 腎臓又は肝臓の機能が低下している方で、コルヒチンを服用中の方
  • 妊娠している女性又は妊娠している可能性のある女性

ゾコーバ錠の服用に注意が必要な方

  • 肝機能が低下している方
  • 妊娠可能な女性
  • 授乳中の女性又は授乳を予定されている女性(※本剤を服用中および最終服用後2週間は授乳を避けることが望ましいです)
  • 【ゾコーバ®錠服用中は使用できない薬剤】以外の薬を服用している方

服用方法

副作用について