解熱剤について
2022年9月7日

熱が高いけど、元気で、水分がとれていたり食事がとれれば、必ずしも解熱剤を使用する必要はありません。 一方で5歳までの小児は発熱によって痙攣を引き起こす熱性けいれんというものがあります。解熱剤をつかうことで、熱性痙攣をおこさないようにする効果があります。38.5℃以上の時は解熱剤をしようしてもいいでしょう。40℃以上の熱がでて「頭がおかしくなるのではないか?」という心配される方もいます。しかし、高い熱のみで脳が障害をうけることはありません。解熱剤は粉薬と坐薬があります。熱を下げる効果は、粉薬でも坐薬でも同じです。ただし、坐薬は直腸から直接吸収されるので、効果が早く現れます。熱があるときはお子さんは薬を飲んでくれないことがあります、その時は坐薬を使うといいでしょう。解熱剤の効果は4~6時間のため、次に解熱剤を使用するまで5~6時間空けてください。使用回数は1日2~3回が目安です。
大田区、目黒区、東急目黒線沿い(田園調布、奥沢、大岡山、洗足、西小山、武蔵小山など)、東急大井町線沿い(自由が丘、緑が丘、大岡山、旗の台など)で小児科・皮膚科をお探しの方はぜひ一度、大岡山こどもアレルギークリニックへご相談ください。